コパブログ

毎日の悩みブログです。

母の洋服

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こんにちは! コパです。

実家じまいで困ったことはたくさんあるのですが、「母の洋服」もそのひとつです。

母が亡くなったのは20年近く前で、それまで病気をすることもなかった母が不調を訴え、検査をすると癌でした。
半年ほど抗がん剤治療をしたのですが助かりませんでした。

母の死は今でも受け入れることができず、当時も母の使っていたものは何ひとつ捨てられませんでした。

買い物用のメモ書きやレシートでさえも。

その中でも母の洋服には、思い出が詰まりすぎていて、母の香りもしてきそうな気がしてなかなか捨てられません。
父や自分の服はさっさと捨てられるんですけどね。

それでも実家じまいとなるとそうも言っていられません。
思い入れのある数枚を残して処分することにしました。

決心はしましたが母の服を目の前にすると、いろいろな思いがよみがえってきます。
一日で決着をつけるのは無理だな・・と思い、数回に分けることにしました。

まずは「タグの付いたままの服」や「ほとんど着ていない服」は思い出も少ないので、処分できました。
ただ闘病中に「退院したら着ようね」と私がプレゼントしたまま、袖を通すことができなかった新品のままの服は、やっぱり捨てられませんでした。

数日後にまた選抜をすると、前回より少しだけ思い切りもよくなっていて、「似たような服は1つだけ残して、他は捨てよう」という気持ちになれました。
また数日後には「この色はあまり気にいってなかったかも」などと言い訳をしながら、徐々に減らしていってます。

周りから見たら「結局最後には捨てるんだし、じれったい」かもしれませんが、母との思い出だけはスパッといけないんです・・・。