コパブログ

毎日の悩みブログです。

雛人形の供養に行ってきました。【葬祭場の供養祭】

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こんにちは!コパです。

大掃除の時期ですが私は実家じまいで2年近く大大大掃除中です。おかげで自分の家のほうはなかなか大掃除ができず、やっと今日重い腰をあげて換気扇の掃除をしました。想像の5倍くらい汚れていてかなりの重労働でした。こまめに掃除するって大切ですね。

 

実家じまいを始めてからずっとどうしたらいいのか迷っていた雛人形とついにお別れしました。お寺で個別に供養していただくことも考えたのですが、実家には雛人形の他に日本人形や五月人形など50体くらいあるんです。

お寺の供養も業者さんの供養も1体ずつや1箱ごとの供養料になっていることが多くて、さらに郵送の場合は送料もかかってしまう。人形供養の費用を気にするなんて罰当たりかもしれませんが、現実はできるだけ費用を抑えたい・・。

 

ちょうど車で行ける場所にある葬祭場で人形供養祭があることを知りました。毎年開催されているらしいのですがコロナ禍で数年ぶりに行うそうです。「何体でも2000円でお預かりします」ということと、直接供養祭に参列できるということでこちらでお願いすることにしました。

 

子供の頃に数回しか飾ったことのなかった雛人形ですが、両親が選んでくれた雛人形。初節句の写真に写る母の嬉しそうな顔を思い浮かべると罪悪感で胸がきゅっとなりました。最後にもう一度雛人形を飾りました。実家じまいの最中の汚い部屋ですが1体1体にお礼とお詫びを言いながら・・。

数十年ぶりの飾りつけは思った以上に難しかった・・・。一人ということもありますがこんなに大変だったかな・・と不思議なくらい。フレームの組み立ても昔の説明書では訳がわからなくYouTubeを観ながらなんとか組み立てました。お道具の配置場所も昔の写真で確認したり、人形に持たせる道具も正解かどうかよくわからないまま数時間かけて飾り終わりました。

 

人形もお道具も丁寧にとても細かく作られていてお別れするのがとても惜しいです。お内裏様(男雛と女雛)のお二人だけでも残しておこうか考えたのですが、自分の終活に向けた断捨離もそろそろ始めないといけないので諦めました。

 

念のため家でもお清めをして人形は供養祭に・・お道具は燃えるものと燃えないもので分別をして自宅で処分しました。

他の日本人形達もガラスケースから出して金属類だけ取り除きダンボールや紙袋に入れて供養祭へ持参します。

 

供養祭は数年ぶりの開催ということで例年の倍以上の人形が持ち込まれたそうです。私以外にもほとんどの人がダンボールや紙袋に大量の人形を持参していました。すべての人形が祭壇に飾られると思っていたのですが、私が到着した頃には祭壇はいっぱいで斎場の外にたくさんの人形達があふれかえっていました。

そのままトラックで処理場に運ばれるであろういくつかの大きなコンテナの中は人形で溢れていて、路上に雛人形が転がっていたりちょっとショックでしたね。個別の供養ではないので覚悟はしていましたが・・。

 

供養祭に参列しましたが私の人形達は外のコンテナの中に詰め込まれているし複雑でした。祭壇に飾りきれない人形達は(おそらく持ち込まれた人形の7割以上は外のコンテナの中だと思います)あとで供養してもらえるのかな・・と思ってましたが、式のあと神主さんがコンテナに向かってお祓い棒をささっと振っただけでした。少額で預かってもらえるので贅沢は言えませんが、私の雛人形達は処分される前に本当に魂を抜くことができたんだろうか・・と今でも気になってます。

 

今回は持ち込まれた人形が多すぎて直接コンテナ行きだったのか、毎回なのかはわかりません。葬祭場の供養祭がすべて同じではないと思います。環境問題でお焚き上げが難しいというのもあるのですが、もう少し供養らしいことを希望していたので少し残念でした。

なんとなく自分で捨てるのは気が引けるなぁくらいだったらこのような供養祭は本当に助かります。でも思い入れが強くある人形や形見などはきちんと個別にお寺などで供養してもらうほうがいいかな・・と思いました。少ないですがお焚き上げまでしてくれるところもあります。ただ直接持ち込んで目の前で供養してもらいたいとなると近場で探すのは難しいですよね。実家じまいとなると大量の人形が出てくると思うので、いろいろな供養の方法を検索してみるのもいいかもしれません。