コパブログ

毎日の悩みブログです。

金庫を自力で解体してみました。

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こんにちは!コパです。

ここ数年の体重増加が深刻なので毎日2時間ほどウォーキングしているのですが、1グラムも痩せません。中年の代謝ってどうなっているのか、不思議なのと腹立たしさでいっぱいです。

 

私の体重と同じくらいビクともしなくて困ったものが、実家にある金庫でした。家庭用の持ち運びできるようなものではなく、昔ながらの大きな耐火金庫。昭和の家庭には意外とよくあるものではないでしょうか。

 

しかも困ったことに・・・

  • カギはあるけど暗証番号がわからず開かない
  • どうやって運んだのか2階に置いてある
  • 中身は大量の写真が入っているのでおそらく総重量120キロ超え

 

ネットで業者さんを調べてみると『カギを開けるのに2万円』『処分するのに2万円』など頭の痛い価格ばかり。大金が入っているわけでもない金庫にそんな費用をかけられません・・。悩んだ結果自分で壊すことにしました。

 

高さも奥行もある家庭で使うには大きな金庫。キャスターが付いているのでなんとか廊下まで一人で運び出しました。

中に入っている大量の写真を出して少しでも軽くしないと、階段から1階へ降ろせません。

 

蝶番を工具で切断すればいいのですが、家の中では火花が散って危険です。ひたすらバールでこじ開けることにしました。

 

意外と簡単に開けられました。『もしかしたら金品が入っているんじゃないか』とほんの少しだけ期待しましたが、やっぱり写真しか入っていませんでした。金庫処分にお金をかけなくてよかった・・。それにしても扉が分厚い。

扉の内側のカバーを外すとこんな仕組みになっていました。複雑すぎて私にはバール以外で開けるのは無理でした。

 

火花は散らせないのでグラインダーなしで扉を本体から外そうと、がんばった結果がこの無残な状態です。ずっしり重いコンクリートが詰め込まれています。

 

扉がなかなか外れず苦労しましたが、金庫を横に倒したらあっけなく蝶番が外れ、扉と本体が分かれました。今までの数十分はなんだったんだ・・・。

 

扉と本体が分かれたことで少し重量が減ったので、別日に2人がかりで階段で1階まで降ろしました。毛布でくるんでロープで縛りながら降ろしましたが、かなり大変でやっぱり危険。この作業に関しては業者さんに頼めばよかったかなぁと少し後悔・・。あまりにも大変だったので画像を取り忘れましたが、なんとか1階まで降ろせました。

 

まだ雪の残る庭に運び、コンクリートを砕きながら鉄から剝がします。金庫がコンクリートでできているなんて知らなかった時は『鉄の塊だから鉄屑で高く売れるかな』なんて期待していましたが、このコンクリートだらけの中身を見たら処分にお金がかかるのも仕方ないな・・と思いました。

 

グラインダーで外側の鉄部分を切って剥がし、内側の鉄に張り付いたコンクリートを叩き壊して分別完了です。隙間に入り込んだコンクリートもドライバーなどで剥がしたので、鉄とコンクリートの分別に2時間ほどかかりました。

 

金庫を壊してみて・・

想像以上に大変でした・・・。分別した鉄屑はスクラップ業者さんに売ったのですが数百円程度でした。実家の庭には金庫から出たコンクリートがそのまま残っています。

時間と労力を考えると『お金さえあれば業者さんに処分してもらうほうがいい』と思います。

我が家の金庫は2階に置いてあって扉も開かなかったので、すべて業者さんに頼むと3万円以上かかるはず。出費を抑えるために自力で階段から降ろすには、バールで壊して中身を取り出し重量を軽くしたりするしかありませんでした。

もし金庫が1階に置いてありそのまま車に載せ自分で持ち込める状況だったら、3000円くらいで処分してくれる業者さんもあります。

金庫の解体は本当に疲れたけど、「業者さんを家に呼んで金庫を開けてもらって、2階から降ろして処分をお願いして・・」となると3万~5万はかかったと思うので、まあよかったかなとは思います。

とにかく疲れました・・(泣)